そもそも、どうしてメンタル不調になるのでしょか?
これには、実に様々な原因が考えられます
仕事のストレスと言えば、仕事の量・質・人間関係
これが代表的な仕事のストレスです
他にも会社の将来性、給与の問題、物理的な職場環境の問題など
あると思いますが、代表的なのはこの3つです
ですので、この量、質、人間関係の問題をどうにかしようというのが
メンタルヘルス対策の基本と言う事になります
過重労働については、残業制限が厳しく会社に課せられており、
一昔前のような残業100時間越えが当たり前なんていう会社は
一部のブラック企業を除いて少なくなっていると思います
質に関して言えば、職種によるとは思いますが、この情報化社会の中で
どんどん仕事そのものが専門化、レベルアップ、マルチタスク化していて、
残念?ながらのんべんだらりんと仕事をすることが難しい世の中になっています
これについては、個人の特性と業務のミスマッチを防ぐこと、個人個人が
勉強する、スキルアップする、転職する、企業の研修体制を強化する、
過剰な質的負担を社員に押し付けないなどの対処するしかないように思います
そして人間関係。これは一番進化していない、そして対策としては
一番難しいものではないかと思います
パワハラ対策、セクハラ対策を行う事が企業に義務化され、
対策は強化されています。本来であれば、これで職場の人間関係の
問題は解決、めでたしめでたし・・・のはずでした
ですが、現実はどうでしょうか?
逆にパワハラ対策、セクハラ対策など知った事か!ということで、
相変わらずクラッシャー上司が跋扈し、自分が正義だと言わんばかりに
パワハラを繰り返す上司の下で病んでしまう部下(ちなみに、この
パワハラ、セクハラを繰り返すような人物も、ある意味メンタル不調者、
メンタル不全者だと個人的には思っています)
逆に上司は部下に何も言えない、指導できないという環境の中で
適性に指導しても「パワハラだ」と部下に言われ、委縮して仕事を抱え、
上司や管理職が病んでしまう・・・
自分の仕事力不足を棚上げし、あるいは仕事をサボる口実として
何でもかんでもハラスメントだと訴えるような社員が跋扈し、
職場の雰囲気を悪くし、職場全体のモチベーションを低下させてしまう・・・
職場はお互いに何となく遠慮し合い、人間関係は断絶し、
何も言えない、何も言えないままに上司と部下、同僚同志も
お互いに何となく遠慮している寒い職場・・・・
結果、職場のコミュニケ―ションが悪化して生産性が低下、
ピリピリとした雰囲気の中で、メンタル不調者の大量発生・・・・
もちろん、こんな職場ばかりではないでしょうし、職場の雰囲気が
良くなったり、逆に話しやすくなった、相談しやすくなったりして生産性が
向上し、働きやすくなった職場の方が多い事でしょう(と信じたい)
それでも、人間の「心」「感情」がモロに関係する「職場の人間関係」
の問題は、個人的要因がとてつもなく大きい分野であり、
「人間のこころ」という最もやっかい、かつ複雑怪奇なものに
メスを入れなければ、本質的な問題は解決しないのではないかと思います
ですが、この「人間のこころ」に対しての対策は、ほぼなされていない
というか、人間のこころに土足で国が足を踏み入れることなど
出来ないし、許されないことでしょう
その意味では、国の対策や法律で縛りつけたところで、
働く人のストレスをゼロにするなんてことは、ほぼ不可能に
近いであろうと思います
ストレスは必ずあるということが大前提
そして、そのような環境で、いかに自分がメンタル不調者にならないために
自分自身の心の健康を維持していくか。
あるいは、パワハラ、セクハラ、あるいは職場いじめを行うなどして
自分がメンタル不調者を作り出す人物にならないために、自分自身の
心の健康をどのように維持していくか
何回も書きますが、「人間のこころ」という複雑怪奇なものに
アプローチすることなしに、こころの健康を維持向上させることは
困難であろうと思います
一人一人に、広い意味での「セルフケア」
大袈裟に言えば、「人間力」「生きるための知恵」などが
求められているのではないでしょうか?
いささか大檀上過ぎるとは思いますが・・・
こんなことを考えてみました