日本で唯一、心理系の国家資格である
これが創設されたのが、2017年の9月でした
この試験を受けるためには、受験資格に沿ったカリキュラムを学んでない
殆どの現役の臨床心理士は、現任者講習という30時間にも及ぶ
つまらない講義を受けなければなりません
しかも、それは第5回試験までの特例措置ということで、それ以降は
新たに大学で学び直さない限り、公認心理師という資格を得ることが困難になります
この現任者研修がネックになって、試験を受けられなかったのですが
ようやく2020年に受験資格を得て、第3回の試験に合格することが出来ました
心理系の国家資格は、出来る出来ると言われて、すでに何十年と経過しています
一番古い記憶では、私が高校生だった40年近く前に、某週刊誌の記事に
「これからはカウンセラーの国家資格が出来る」と言う記事が
掲載されていました
「カウンセラー?何それ?占い?宗教?」
「臨床心理士?ってしょせん国家資格じゃないんでしょ?」
などと言われていた時代を知っている自分からすると
隔世の感です
私の独断と偏見からすると、公認心理師は国家資格ではありますが
心理学のレベルや求められる専門知識は、臨床心理士の資格の方が難しいと思います
イメージとしては、公認心理師は広くて浅い
臨床心理士は狭くて深い
これからは、公認心理師と臨床心理士、ダブルライセンスを持っているのが
当たり前になるかもしれません